オリックス銀行カードローンの金利は限度額によって適用される利率が決められており、全体としての金利で見ると上限金利は消費者金融と変わりがない水準となっていますが、大きな限度額での契約となると金利は段階的に下がっていくため、消費者金融よりも低金利での借り入れも可能となります。
100万円を下回るような少額利用時においては、上限金利の適用となってしまうと年17.8%の金利ではあるものの、100万円を超える限度額となると上限金利は年14.8%、さらに大きな金額で200万円や300万円の限度額となると上限金利は年12.8%まで下がります。
また、それぞれの金利には幅が持たれているため、審査の結果によっては上限金利ではなく下限金利での借り入れが可能となる場合もあります。例えば100万円~150万円以下の限度額なら金利は年6.0%~14.8%となっているので、審査結果次第では年6.0%での借り入れも可能となるのです。
上限と下限で金利の差があるオリックス銀行カードローンで申し込み前に返済の計画を立てる場合には、なるべく上限金利での借り入れと考えておく方が良いです。下限金利での返済計画を立ててしまうと、審査の結果で上限金利の適用となると当初の計画よりも負担が大きくなってしまうため、余裕のある返済ができなくなってしまう可能性があります。
オリックス銀行カードローンでは限度額ごとに金利が異なるため、全てを上限金利の年17.8%で考える必要は無く、あくまで希望額に応じた金利帯の上限となりますが、申し込み前の適用される金利が不明な段階では、それぞれの限度額に対応する上限金利で返済計画を立てると良いのです。
上記の表を見ても分かるように、オリックス銀行カードローンは限度額が大きくなるに連れて金利が下がるようになっています。100万円未満の少額の借り入れでは金利はそこまで下がりませんが、100万円を超えてくると段階的に金利が下がるので低負担で借りられるようになります。
そのため、オリックス銀行カードローンは少額の利用を行う借り入れ先というよりも、どちらかと言えばまとまった金額を借りるに適する借り入れ先となります。大きな金額なら低金利で借りられる可能性があるので、返済の負担を抑えたカードローン利用ができるのです。
オリックス銀行カードローンの全体の金利は年1.7%~17.8%、限度額は最高で800万円となっていますが、最高条件となる年1.7%の金利で800万円の限度額で借りるのは簡単ではありません。審査の結果によって金利と限度額が決まるため、簡単には最高の条件で借り入れは利用ができないのです。
そもそも金利が年1.7%となるためには限度額が700万円超800万円以下とならなければならず、それだけの限度額が設定されるためにはそれ相応の収入が必要となります。オリックス銀行カードローンでは必ずしも限度額に対して年収の3分の1以上が必要となるわけではありませんが、収入が多くないと大きな限度額での契約とならないのは言うまでもありません。
オリックス銀行、および保証会社による審査の基準は明確にされているわけではないので分かりませんが、仮に限度額に対する収入が倍額必要としても、800万円の限度額で借りるためには1,600万円の安定した収入が必要となります。
年収の半分の限度額とはかなり甘えた水準であるため、3分の1だとすれば2,400万円、800万円という大きな金額であるために4分の1までとなると3,200万円もの安定した年収が必要となるのです。
金利は限度額によって決まるオリックス銀行カードローンは、毎月の返済金額に関しては限度額ではなく、借り入れの残高によって決まります。大きな限度額でも借りている金額が少なければ毎月の返済も少なく済み、大きく借りていれば返済額も大きくなります。
毎月の一回あたりの返済額を少なく抑えたいのであれば、オリックス銀行カードローンでは大きな限度額での契約となっているとしても、借りる金額を少なくしておけば良いのです。大きな金額を借りなければ一回あたりの返済が少なくなるので、余裕のある計画で返済が進められるようになっています。
10万円以下の借り入れなら毎月の返済は3,000円となり、無理のない範囲で返済が行えます。この金額で返済が行えるとなれば余裕が持てるので、オリックス銀行カードローンは毎月多くの金額を返済に回せない方にも安心です。
お金が余っているときには追加での任意での返済も自由に行えるため、場合によっては10,000円や20,000円の返済も行えます。多くのお金を返済に回せいておけばより多くの借り入れ残高が減らせるので、翌月以降にかかる利息が少なくなります。
利息が少なくなれば同じ返済金額でも完済が早くなるので、最終的な支払い総額が効率的に効果的に抑えられるようになるのです。
借り入れ残高によって決まる返済の金額は、毎月の指定日に入金を行います。オリックス銀行カードローンの返済日は毎月の10日か末日から予め選択ができるので、給料日などの後に返済が行える指定日としておくと良いです。
給料日などの毎月の安定した収入が得られる日から多い返済日設定としてしまうと、その間にお金を使ってしまい、返済に回せるお金が足りなくなる可能性があります。余裕のあるうちに確実に返済にお金を回すためにも、お金が入る日の直後に返済期日が来るようにしておくべきなのです。
返済日の変更が直ちに反映されてしまうと、返済を行った後にすぐに次回の返済日が来てしまう場合があります。例えば10日から末日に変更をする場合には、10日の返済を行った後に末日に変更をすると、およそ20日後にはすぐに次の返済日が来てしまいます。
これでは毎月の返済が大きな負担になってしまうため、オリックス銀行カードローンでは変更された返済日の反映は翌々月後となっています。翌々月後には短いサイクルで返済を行う点は同じではあるのですが、予め変更がされることが分かっていれば、返済もそこまで負担にせずに進められるようにもなるでしょう。